―――――――――――― ―――――― 「あ、このページで終わりになっとるやん。もっと書けよ!」 「いいじゃないですか。この私がここまで書けたんですから」 まったく...西夏先生はやっぱり厳しい。 秘密のノートの最後のページを書いてから、もう二年が経った。 私も心優ちゃんも、高校一年生。 心優ちゃんとは、違う学校だからめったに会わないけど、今でも忘れられない良き友達。