「ごめん……考えさせて……………」







『……わかった…………』







ねぇ、そんなに悲しい顔しないで




心迷ってしまうから






『じゃあな………』






私は
公園から出ていった春人の背中を見つめることしか出来なかった












あの後、私は桜の木の隣にあったベンチに座った