「アヤちゃん、大丈夫?
 もうちょいで
 迎え来るだろうけど、
 暗いし…
 一人で大丈夫?」

そういうとアヤちゃんは途端に笑顔になって

「あっ!うん!
 大丈夫だよ~!
 すぐ来ると思うし…
 大丈夫っ!
 カズくん、ありがとう!」


「ありがとう」がめっちゃ嬉しかった。
…親も待ってるし、やっぱ俺は帰らななぁ…!

「そっかっ!
 んじゃあ、また明日
 学校で!」

「うん!また明日!
 ばいばぁーい」

アヤちゃんはいっぱい手を振ってくれた。