アタシはいったん家に帰ってから、昼食を済ませて

お母さんの車に乗り込んだ。


緊張をほぐすように
大好きな曲を口ずさみながら
流れるように走る車を眺めていた。

その時間はめっちゃ長く感じた。

高校に着いた。

いまか、いまかとばかりに
発表を待つ、いろんな制服で
溢れかえっていた。

アタシもその中で発表を待つ。

この学校はロールの紙、
ヒモをひっぱって公開されるみたい。

ドキドキするなあ…っ