私が首を傾げていると、




優斗君は背の高い体をおこして起き上った。






と思ったら、すごい形相で睨みつけられる。










「ヒッ…」






怖い、すごい迫力ありすぎる!








「いやあの本当すいませんですた!」






「ですたってなんやねん」









優斗君は頭を小さく掻いた。








「監督さん、そろそろ撮りましょう」







そろそろ撮りましょうって…





アンタが伸びてたせいで撮れなかったんでしょうが!!