「手本?」





首を傾げると、愛希は走って行った。







私も急いで後を追いかける。









そしてさっきの撮影場所に到着。











「美月、何しとんねん!続きや…ぞ」







直樹は駆け寄って来る愛希にビックリしていた。










近いやんけ、向こういけという声が聞こえてくる。







愛希はふいにこちらをくるりと振り向いて。









「美月チャンよく見といてね!これが手本だよ」





そしてそのまま直樹に唇を重ねた。