『マジで?!』

「マジですよ」

村田さんと相川さんはよくハモる。

「俺は花音ちゃんの隣だからいいんだよ」

「え~!僕は移動しなきゃいけないの?!」

「当たり前です。さあ、行きますよ」

相川さんは仕方なくって感じで席に戻っていった。

「花音ちゃん、ゴメンね?」

「えっ?」