竜は心配そうな顔をしながらも、花音の頭を撫でて、席に着いた。

ゔぅ…。

心細い…。

「あっ!君が花音ちゃんだね?!」

突然、花音の隣に座り、話かけてきた男の子。

「はい…。そうですケド…?」

カッコいい。

雰囲気が明るいな~。

すぐに友達とか出来そうな人に見える。

「かわいいね~。あっ!俺は村田和樹。よろしくね」

むらた、かずき、さん。

「よ、よろしく、お願いし、ます…」

うわわっ!

すっごい噛んじゃった!