「ん?大丈夫か?花音」

「ちょっと、怖い…」

「まぁ、そうだろうな」

なんとか自分達の席を見つけた。

「じゃぁ、オレ行くから」

「うん。ありがと」

実は、竜と花音はクラスが別だったの…。

竜は1組、花音は2組だった。

「…近くにいると思うから、声かけな?」

「うん。わかった…」