周辺マップの看板がある所で、その看板を見ていたら20代前半~半ば位の男性3人組が同じようにその地図を見始めました。
「おまえの家って、何処?」
「ここら辺かな?」
1人が地図のある場所を指差しました。
「そこは大丈夫だったのか?」
「いや、全部流された……で、職場がここ」
「……そこは……」
「そっちも流された。なんにも無くなったよ……ははっ」
1人が地元で、2人友人が訪ねて来たと言う感じの会話でした。
『なんにも無くなった』と笑って話す男性は、友人に心配を掛けないように笑ったのか、それとも全てを失った現実を受け止めて前に進む気持ちになれたからなのか……それは本人しか分からないんですよね。
「おまえの家って、何処?」
「ここら辺かな?」
1人が地図のある場所を指差しました。
「そこは大丈夫だったのか?」
「いや、全部流された……で、職場がここ」
「……そこは……」
「そっちも流された。なんにも無くなったよ……ははっ」
1人が地元で、2人友人が訪ねて来たと言う感じの会話でした。
『なんにも無くなった』と笑って話す男性は、友人に心配を掛けないように笑ったのか、それとも全てを失った現実を受け止めて前に進む気持ちになれたからなのか……それは本人しか分からないんですよね。