車に戻って乗せて来てくれた友人が地図で住所の場所を確認すると、ちょうど友人が行かなければいけない所のすぐ近くと言う事が分かり、移動しました。


その途中の道路は、元々は歩道らしきスペースに瓦礫が積み重なっていました。


自転車や歩行者はそれを避ける為に、車道の方を通らなければいけないような状況でした。


「ここを歩いて通勤しているんだよなぁ」


思わず2人共、そんな呟きが出てしまいました。


しかも、車では十数分で着きましたが、急な坂道もあり歩きでの通勤は大変だと思います。





なんとか自宅に辿り着くと、ちょうどいいタイミングでお母さんと妹さんが外に出て来てくれました。


私は妹さんとは何回か会った事があったので、すぐに分かってもらえて持って来た物資を手に、家にお邪魔しました。