僕と雁太は校門に立っていた先生から、学校の地図を渡され、体育館へ移動するように指示された。
体育館前はなにやら、混雑していた。
「うっひゃぁ。
人が多いな。」
「一人一人の出席を確認してるからだよ。」
「でも、来ないやつっているの。
政府を敵にするんだぜ。
そんなことするやつは、馬鹿だろ。」
「とにかく、僕らも出席確認を受けようよ。」
こうして秀高中学校での青春が幕を開けた。
開いた口が塞がらぬ。
それは、あっけにとられるさま、という意味である。
みんなは、体験したことがあるだろうか。
僕は今した。
まぁ 次の入学説明書を読んでくれ。