何だか楽しそうだなぁ~。


と呑気に他人事の様に思っていた私は、明日、二人から散々なめに遭わされることになるなんて、思ってもいなかった。







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「ん~?」



目が覚めたのは、朝。ではなく、もうお昼の11時頃だった。






辺りを見渡すと、ぐちゃ~とお菓子とか、ジュースとかのゴミが机の上に散らかっていた。






…わぉ。





ヤバいね、これは。




《SINE》の一階よりも散らかってんじゃん。


と思いながら重たい体を起こし、机の上を片付ける。





二人はまだ寝ているみたいだ。




…多分、この二人はまた夜遅くまで話をしていたんだろうな。