別に期待はしてなかったけど、
もっと別の言い方があるんじゃないの?
って少し思ったけど、それは二人なりの照れ隠しだと思ったからそれは口に出さなかった。
「…聞いてくれてありがと!」
二人にニコーと笑ってお礼を言ったら
「友達だから当たり前じゃん。」
「どういたしまして~。」
と返事が返ってきた。
ふふふっと三人で笑っていると香が
「明日、稚春は《SINE》に行くの~?」
と首を傾げた。
「うん。行くよ。」
「明日は、何時からなの~?」
「2時には迎えに来てくれるように言ってあるよ。」
「そっかぁ~。」
「…なんでそんな事聞くの?」
「ん?ちょっとねぇ~。」
ふふっと楽しそうに笑った香を?マークを頭に浮かばせて見る、