「隼人…連れて行ってくれるの…?」




嬉しくて、自然と笑みが溢れる。




でも隼人の次の言葉を聞いた瞬間、私の顔はまた不機嫌な顔に変わった。







「あぁ。今は駄目だが…





外出禁止令が解けたらな。」






「…っ。何で、私は外に出ちゃいけないの!?


もうこれで12日経ってるんだよ!?」





私はこの時、今まで我慢してたモノが一気に爆発したんだと思う。





その位、自由に外に出られないって事が嫌だった。






…だって…












アノ、ツライトキヲ オモイダスカラ…。