「…持ってないです」

「そっか、じゃあまた」

素っ気なっ!!!
…まぁいっか。

もう…いいや。

それからというものの、もういいや、と思っていたのだが…

その紙とペンを要求していた先輩を見るたび、あたしはその先輩を目で追っていた。

なんでだろ〜な…

不思議に思う日が何日か続いた。

そして何日か過ぎた日…あたしは気付いたんだ。