「あれれ、皆揃ってる。あ、依頼行ってくれた?」
「おお、行ったよ。」
生徒会室のドアが開き、入ってきたのは不在中だった副会長、相原海斗(あいはらかいと)。
貴公子的ポジションで、紳士。たまにド天然を発動させることも。背は椎名よりも少し高く、女子にかなり人気だ。
「ありがとう。あれ、しーちゃん怪我してる。」
「へ?ああ、大丈夫。」
驚いたように目を丸めてから、頬を軽く掻く。本当だ、頬にひっかき傷。
オレは無意識に顔を歪めていたようだ。パシンと軽く叩かれる。
「なんであんたがそんな顔すんねん。」
「椎名さん、絆創膏ありますよ!」
「さんきゅ、友也。」
椎名に表情を指摘されたのが悔しくて、オレはそっぽを向いた。
……大人気ねぇな、オレ。
仲間内でワイワイしているなかに入れないオレに気付いた結奈は、隣に座って言った。
「なんで隼遠慮してるの?らしくない」
オレだって知らないよ、なんか入りがたいんだよ。
「そうだそうだ、隼らしくない!」
柊までひょっこりとオレの横から顔を出して言う。何なんだコイツら。
「何なんだと言われれば、白春レンジャーでしょ。貴方の日常を楽しいものに。」
「「それが白春レンジャー!」」
……疑問に思ったオレがいけませんでしたすみません。
コイツら、本当に生徒会上層部か?
「おお、行ったよ。」
生徒会室のドアが開き、入ってきたのは不在中だった副会長、相原海斗(あいはらかいと)。
貴公子的ポジションで、紳士。たまにド天然を発動させることも。背は椎名よりも少し高く、女子にかなり人気だ。
「ありがとう。あれ、しーちゃん怪我してる。」
「へ?ああ、大丈夫。」
驚いたように目を丸めてから、頬を軽く掻く。本当だ、頬にひっかき傷。
オレは無意識に顔を歪めていたようだ。パシンと軽く叩かれる。
「なんであんたがそんな顔すんねん。」
「椎名さん、絆創膏ありますよ!」
「さんきゅ、友也。」
椎名に表情を指摘されたのが悔しくて、オレはそっぽを向いた。
……大人気ねぇな、オレ。
仲間内でワイワイしているなかに入れないオレに気付いた結奈は、隣に座って言った。
「なんで隼遠慮してるの?らしくない」
オレだって知らないよ、なんか入りがたいんだよ。
「そうだそうだ、隼らしくない!」
柊までひょっこりとオレの横から顔を出して言う。何なんだコイツら。
「何なんだと言われれば、白春レンジャーでしょ。貴方の日常を楽しいものに。」
「「それが白春レンジャー!」」
……疑問に思ったオレがいけませんでしたすみません。
コイツら、本当に生徒会上層部か?