亮「香菜!?どうしたんだよっ」


あたしは亮の言葉も聞かずにひたすら歩いた




亮「おい!!待てって!!」


亮に手首をつかまれて、やっとあたしは止まった


亮「香菜!!こっち向けって」


そう言いながら、あたしの体を強引に亮の方へ向けた




次の瞬間………

亮は目を丸くして驚いていた


亮「……香菜?」


香菜「…ごめん……今日は帰るね」


目からあふれる涙を止めることができなくて…

そう言うのが精一杯だった



あたしにも何がなんだかよくわからない




何の涙なのかさえ…