憂「……今まで黙っててごめん」


香菜「えっ…何…で?」


憂にまで嘘をつかれてたってことよね…?

信じてた分ショックは大きい




憂「まじでごめんな?理由があったんだよ」


香菜「…理由?」


憂「そっ……もういまさらだし、ばらしてもいっか…」


憂はためらいながらだけど、わけを話してくれるみたい…



聞くのが怖いような気も…する




憂「あのときさ…香菜、精神的に追い込まれてたじゃん?」


香菜「え…うん」


憂「学校休まなくなっても…やっぱり心配だったんだよ」


香菜「へ?」


小さい声で、恐る恐る話す憂


憂「クラスも違ったし…他にそばにいる理由考えられなかったんだよな…」


香菜「あたしの…ため?」


少しひきつった笑顔で憂は話してくれた



ドクン