香菜「………亮?公園行こ?」


亮「……わかった」



あたしたちは近くの公園のベンチに座った



香菜「…幼なじみのこと、黙っててごめんね?
中学卒業以来、全然会ってなかったから…話さなかったの」


亮「……仲よかったのか?」


香菜「…小さいときは仲良かったけど、中学のときはあんまり関わってなかったよ」


亮「そうなんだ?…なんかごめんなっ…変に疑って!!
あいつが呼び捨てにしてたし、一緒に出てきたから……焦ってたかも」


苦笑いでそう話す亮が愛しくて…


本当のこと


言いたくなくなった





でも今言わないと


いけない気がする…




後悔なんかしたくない…