香菜「えっ…い、いいよっ……帰れるからっ」


急な誘いに驚きつつも、あたしは断った



今日はなんか…無理だよ……




憂「えっ…で、でも危ないからさ……」


だんだん小さくなる声に、悪い気がしながらも、あたしの気持ちは変わらなかった


香菜「………じゃあ…ばいばいっ」


急ぐように外へ出た




憂「………香菜!!ちょっと待って!!」


憂が駆け寄ってくる


驚いて振り返ったあたしに


「香菜!!」


聞き慣れた声がした


今のあたしを支えてくれてる声