僕と或は倉庫にいる。



誰もいないと思っていた倉庫には‥子猫たちがいた




「みんな…」



僕の声に子猫たちは顔を上げた‥


その顔には…


悲しみが溢れ出ていた‥





「浬音さ‥ん?」

「‥浬音さんだ」

「よかった…浬音さん‥」