「玖音さんは俺ら黒炎のメンバーだから!!!」

「黒猫はもういなーい!!」

「玖音さんいないんじゃ無理だろうしな!!!!」




みんな笑い出す‥



…子猫たちはどれだけ荒れただろう


玖音なんか‥どうでもいい



今は子猫たちが…心配






「‥りー」


「或‥」




僕を呼んだのは悲しそうな顔をした或だった


或は僕を「りー」と呼ぶようになった