「…お前が玖音の元から去るなら‥‥玖音は黒炎に入れるから」


「え…」


「玖音は黒猫には行ってない。頭やってんのもダルいみたいだし」




嘘だ‥


黒猫は僕と玖音の…家だ


子猫たちだって‥黒猫がなくなったら


居場所がない‥




「…嘘だ‥玖音は黒猫を見捨てない!!」



僕は魅倉に叫んだ