「……のっけっから強すぎ」


「何で?」


「2が一番つえーの」


「何ソレ、微妙。フツーはKでしょ一番」


「知るかよ、んな事」


「じゃ、いーじゃん。Kが一番強いで」


「勝手にルール作んな」


「だってKはキングだよ?王様なんだよ?」


「だから何だよ」




「漫才かよお前ら」


晴哉君が必死に笑いを堪えながら言った。


よく見ると美園、坂上君、さらに夏恋ちゃんまで笑いを堪えていた。


え、漫才に見えたの……!?


ショックというか、なんというか……。