「……何ぼーっとしてんの?」


悠があたしの顔を覗き込む。


「へ?」


「変な顔」


「……はぁ!?」


悠は薄く笑い、またデザートの所へ行った。


ぼーっとしてないし!

変な顔じゃないし!


あの甘党~!!



あたしは席についてお皿の上に乗っかった沢山の料理をペロリと平らげ、また料理の所へ行った。









「「……スゴ」」




あたしを見ながら美園と晴哉君が同時に呟いた。