―――――――――― ――――――― ――――― 「着いたー!」 目の前に広がるのは結構古そうな旅館。 看板の『旅館はるもと』って文字に相当な年季を感じる。 「何でこの旅館なの?」 美園が夏恋ちゃんに聞いた。 確かに、なんでか気になる。 「この旅館は、私のグループの旅館なんですよ」 キター、グループ!