普通鍵閉めるよね?


「なんで?」


「ま、ラッキーじゃん」


悠はその一言ですべての疑問を片付けた。


いいんだ、それで。


そんなんでよく探偵をやってるもんだ。


とりあえずベットの上に加島さんを寝かせた。


「目が覚めるまで待つか」


「そだね」


なぜか2人がじーっとあたしを見る。


「…………え?」


「「任せた」」


そう言い、あたしを残して2人は部屋から出て行った。