「じゃぁ、あたしも寝るね」


美園にそう告げ布団を頭から被った。


「…………優」


「ん~?」


目を細め美園を見る。






「何が起きてるのか分からないけど、無理しないでね」






「…………」


ミニライトは消えてるから表情はよく分からなかった。


だけど声は、あたしを心配してるようだった。




「……うん、ありがと」




あたしは微笑み、ゆっくりと目を閉じた。