男子部屋で寝なけりゃ悠にも会わないし。


……そーだ。

押し入れで寝よう。


ドラえもんみたいに。


しかし、押し入れは意外と狭く無理だった。


どうしたものか。


すると美園が、


「ん……布団見たら眠くなってきちゃった」


目が眠そう。


「じゃ寝るか。枕投げは明日ってことで」


キタ!この流れ!


枕投げは一時的にだけど回避できた!


晴哉君達は自分の部屋に戻り、あたし達は眠りについた。




……あたしを除いて。



「眠れない……」