「…あれ…?」
あたしも鞄を置いて、一時間目の用意をしようとしたら
机の中に教科書がなかった。
「あれ~??教科書忘れちゃったっけ?」
「どしたの?」
「教科書がない~!」
あたしはしゃがみこんで探した。
いくらさがしても見つからない。
というより、教科書が減ってるような気がするのは
あたしの気のせい…?
「忘れてきたんじゃない?」
「そんなハズないのに…」
教科書を授業に忘れたりしたら、ものすごい減点されるから
机の中にいつも常備してたのに…
絶対おかしい…!!
頭を傾げながら、机の前に突っ立ってあれこれと教科書の居場所を思い浮かべた。
すると一人のクラスメイトの河本達也が大きな声であたしの名前を呼んだ。
「麗奈!!これ、お前のじゃね?」
と目の前に持ってこられたのは
紛れもないあたしの教科書。
「河本!!これどこでみつけたの?!」
「何か、捨ててあったぞ」
河本のその一言で、すっかり忘れていた胸騒ぎが、あたしを一気に恐怖に包んだ。
あたしも鞄を置いて、一時間目の用意をしようとしたら
机の中に教科書がなかった。
「あれ~??教科書忘れちゃったっけ?」
「どしたの?」
「教科書がない~!」
あたしはしゃがみこんで探した。
いくらさがしても見つからない。
というより、教科書が減ってるような気がするのは
あたしの気のせい…?
「忘れてきたんじゃない?」
「そんなハズないのに…」
教科書を授業に忘れたりしたら、ものすごい減点されるから
机の中にいつも常備してたのに…
絶対おかしい…!!
頭を傾げながら、机の前に突っ立ってあれこれと教科書の居場所を思い浮かべた。
すると一人のクラスメイトの河本達也が大きな声であたしの名前を呼んだ。
「麗奈!!これ、お前のじゃね?」
と目の前に持ってこられたのは
紛れもないあたしの教科書。
「河本!!これどこでみつけたの?!」
「何か、捨ててあったぞ」
河本のその一言で、すっかり忘れていた胸騒ぎが、あたしを一気に恐怖に包んだ。