「真城姉ちゃん、いつこれる?俺たちだいたい水曜日が休みなんだ!!」




そう言って勝裕が振り向いてきた。










「あたし、やるなんて一言も言ってないじゃん。」





「「えぇ!!」」




あたしの言葉が相当ショックだったのか二人同時に悲しそうな顔で見てきた。





「真城姉ちゃん、僕たちの先生になってくれないの!?」




昌人が泣きそうな顔で言った。





「あんた達、クラブ通ってんならコーチとかいるでしょ。」





「あいつ、俺らのこと子供あつかいして全然教えてくれないんだよ!!」




あたしの言葉に勝裕がすぐさま食いついてきた。