放課後になり下駄箱で靴に履き替えているとき、




「真城。」




後ろから声が聞こえた。振り替えって見ると氷真と紫音がいた。




「今から倉庫か?」




氷真の質問にあたしは首を横にふった。




「今日は用事があるからそのまま帰るの」




すると二人はビックリしたような顔になった。







「風雅さんが一人で行ってもいいって言ったのか?」




紫音が言ってきた。




「いや、最初は言わなかったけど馨が何とか説得してくれた。」




「へぇ、馨さんが。」




氷真は感心したように言った。




「てか、用事ってなんだよ。」