「なぁ、観月。一緒に帰ろうぜ!」


 帰りの準備をして、席を立とうとしたとき、ゆうくんに声をかけられた。


「あ、うん。いいよ」


 そんなこんなで、二人で帰る事に...


 ゆうくんの家は、あたしの家の最寄り駅の二つ次の駅の近くにあるらしい。


 あたし達二人は、並んで学校の近くの駅に向かった。

 
「!?」


 すると、突然後ろから腕をつかまれた!?


「だっ、だれ!?」