「皆さんわかりませんからしょうがないんですよ。」 執事さんは私の頭に手をポンと置く。 身長差がなせる技だ。 この執事さん、背高っ! そしてすごくむかつく。 私は少し睨んでみる。 すると執事さんは笑いながら頭をなでる。 「お嬢様は中学生ですか?」 オマケにすっごいドSだ!こいつ! 「高校生です!(入学式まだだけど)」 「へぇ。そうなんですか。」 素っ気無い返事。