1月1日。

病んだ。

死にたくなった。

もう、頭ん中無茶苦茶だった

馨は気づいていつもみたいにメールしてきた

『どうした…?』

『別に』

私は冷たく返した

『んなわけないじゃん。言えよ』

嫌だった

『嫌。もううち死ぬ』

『死ぬの…?』

『うん』

ホントに死にたかったんだ

『俺は…とめない。けど好きだから。明衣のこと』

『うん』

『黙って別れた罰として、俺はずっとお前を好きでいる』