そっか、あたし来週から
大学生なんだ。

「七海、先生になりたい
って言ってたのにな…。」

香奈はまた泣き始めた。


「なんか…まだ夢みたいだ。
七海はもういないなんて。」

「あたし、七海に恨まれてる。
絶対。あたし……バカだな。」

「七海はそんな奴じゃねぇよ。」

祐介は香奈の頭を撫でた。


私はなんで死んだの?