「雨だ。家に入ろう。」

祐介は香奈と弘人を連れて
私の家に入って行った。

私は3人に着いて行った。

家に入るとお母さんが出てきた。

「祐介くん、香奈ちゃん、
弘人くん……。あら?菜摘は
帰っちゃったかしら……?」

「あ、はい。」

祐介は暗い顔で答えた。

「菜摘はまだ受け止めきれて
ないから……。仕方ない子
だよね。でも、菜摘が元気
そうで良かったわ。」

お母さんは3人を私の部屋に
通した。3人は部屋に入り
座った。

「はぁ……もう少しで大学生
なのに勿体ないよな。
七海、あんなに勉強してたのに。」

「うん……。」