―6年後―
「ほら一輝に一花!!起きなさい!朝だよ」
「う~眠い……」
「一花今日学校行かない……」
「そんなこと言わないで!ほら早く!遅刻しちゃうよ?」
「「はーい……」」
あたしは今、元・智美さん家でシングルマザーとして頑張っている。
なぜあたしが元・智美さん家にいるのかといえば智美さん夫婦が隣に家を買ったらしくて家を譲ってくれたのだ。
寛人はこの世にいないがあたしと寛人は愛し合っている。
無限の愛なのだ。
今、この子達が可愛くて仕方がない。
産んだ親は違ってもこの子達はあたしと寛人の子ども達なのだと、
あたしはそう信じてる。
【-END-】