「死んだわね」

智美さんはテレビの前に置いてある校長の物らしきケータイをジーンズのポケットの中に入れた。


「出るわよ」

智美さんはあたし達を外へ連れ出した。

その連れ出す途中に大量のアルコールを撒いていった。



智美さんは外に出てからマッチ棒を取り出し、マッチの火を付けて玄関に捨てた。

それだけで校長の家は燃える訳がなく、近くにアルコールをさらに撒いてライターで火を付けたり、大量のマッチ棒に火を付けて捨てた。