「やって良いよ、二人共」

二人共?って校長は聞きたかったのだろう。

そんな疑問が解ける前にあたし達の繰り広げる『地獄ショー』が始まる方が早かった。

「っっっ!?~~~ん~!!ん~!!」

「痛い!!痛い!!何したんだ!?」と言いたかったんだろう。



あたしと寛人は出刃包丁で何度も何度も校長の体を刺した。

色んなところに刺すたびに大量に血が出るのでそれがまた楽しい。

「すごい!もうなんなのかわからないよ!これ本当に校長だったの?」

「ふふふ。ねえ多美、もっと原形わかんないようにしようか?」