あたしはさりげなく安藤の頭の上から硫酸をぶっかけた。

「ちょっ何……!」


安藤の身体が硫酸でどろどろに溶けていった。


もう誰なのかわからない。




あたしは外に出て中に安藤のいる倉庫を燃やした。












「さようなら、安藤菜月……」







やっとアイツが消えた。


寛人、アイツがこの世から消えたよ。



「……ふっ」

あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっ。





あたしは狂気に満ちて笑った。