「……君島!?」

安藤は驚いていた。

「貴女には、死んでもらわなければならないわ……」

あたしは静かに言った。


「は?何言ってんのよ!?心菜はどこ行ったの?心菜をどこにやったのよ!」


「貴女は寛人の悪口を言った。だから……、死ななくちゃ…ね」

「ちょっと何言ってんのよ!なんであたしが……」

「あんたもバカねぇ……。寛人の悪口を言わなければ良かったのに……哀れよね」

安藤はサーッと青ざめた顔をして倉庫の入り口をいじった。