『ビシコッ!!』
派手に鳴り響く音と、
額にじわりと広がるつーんとした痛み。
「な‥‥‥!?」
デ、デコピン!??
「ばーーか、なにその気になってるんだよ」
デコピンをかますなり、そのヘンタイデコピン男(仮)はこう囁いた。
耳元で。
「‥‥なななっッ‥!??////」
その気って‥
私、騙されたの!??
「‥よくも「お前ってさー、人見知りのクセして考えてることはエロいのなー」
ムッツリってヤツー?と付け加えると、そのヘンタイデコピン男(仮)はベットから降りた。
人見知りってなんで知ってるの!?
ううん、今はそんなことはどうでもいい、それより‥
「私は、ムッツリじゃ、なーーーい!!!」