もうすぐドア・・・というところでドアノブに手にかけたとたん・・・





「バタンッ!!!!」



「いたっ!!!」




どうやら内側に開くものだったらしく、わたしのおでこにドアがあたった。






「いったぁ・・・」



「おい、貴様何者だ」




わたしがおでこをさすっていると上のほうから声が聞こえた。


上を向くと・・・二人いたのだが・・・。






「ぶっ」




「王子に向かってどういう神経をしている!!!」



そういってわたしの首元に剣を置く。




だって笑うのも無理もない。


だって、どこかの騎士の洋服を着ているのだ。



どこかのコスプレ?とおもってしまう。