キツイ彼女の中に分け入っていくと、今度は俺が苦しくなってみさきの体を乱暴に抱き寄せる

彼女の腰を何度も何度も撫でて、目の前ではねるクロスが飾る首に何度もキスをしながらみさきの唇に近づいていった

のけぞるあごに到達すると、彼女が顔をこちらに向けてやっと重なる唇


もうこれ以上はつながれないってくらいみさきとつながってて……



恍惚状態のまま、彼女の中で自分が崩壊していくのがわかった


「みさき…………」

俺の声と、まぶたの裏を染める赤い光


……赤い、光


……赤い、光?


ゆっくり目をあけると、視界一杯に白い壁

ゲッ!!

と俺は眉を寄せて、しばし放心

(すげー夢見た……)と我に返って布団をめくり首を起こして中を見て……力尽きてまくらに再び頭を沈めた

俺……欲求不満だ……