上履きに履き替えて、さえに腕を引っ張られながらも廊下を歩いていると、
「お、春川じゃないか!もう平気なのか~?」
突然後ろから話しかけられた。
「わーお!井野っちじゃーん♪」
さえが口にした。
井野っちって…
教師の中でも一番若くて、一番イケメンの井野せんせーっ!!
うっそ!まじ久しぶり!
「もう大丈夫ですよ~♪てか、余裕ですからー!」
「その元気があるなら大丈夫そうだなー」
「澪とはここまで!じゃーね井野っち!澪行くぞ~っ」
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