『いつからサンシャインのこと知ってたの?』



ふと、疑問に思ったことを
悠に聞いた。



『え?ダンス始めてちょっとしてからだから…1年くらい前かな?』



私は立ち止まる。



『ん?』ってな顔で悠は
振り返る。



じゃあ……



あんな最強チームを
知ってて
私を甲子園に誘ったの?



『私たちも同じ舞台で踊れるかな?』



少し見上げる位置にある
悠の顔は、
いつもの笑顔が戻っていた。