だからカオリンがそう言うんだったら
本当にそうなんだろうって疑わずにいた。



でも、日が続くだけに
さすがに心配どころじゃなくなってきて。



メールしても
“心配かけてごめん。明日には行くね。”
と返事がきただけ。



翌日。



普通な顔して現れたタケは



『ほんっとゴメンね!最近調子悪くって。夏バテかな?』と笑って言った。



真剣な顔してカオリンが口を挟む。



『病院は?行ったの?』



『うん。しばらくは安静にしてなさいって。文化祭の練習あるのにね。それまでに頑張って治すからゴメンね。』



苦しそうに笑うタケが胸に引っかかる。



『そうだよ!タケがいなきゃまとまりつかないじゃん?』とユッキーが励ます。



他のメンバーもそれぞれに言葉をかけてく。