春樹 お前が死ぬなら俺も一緒に死んでやる。











美桜 ………っ

















春樹 そばにいるだけでいいならいつまでだっていてやるよ。





美桜 ―…春樹っ







春樹 俺じゃ、瀬川の代わりにはなれない?















拓海の代わり?

















春樹 俺なら花森を絶対一人にはしない。花森が呼んだらすっとんでく。―…いつでも、ずっと抱きしめつづけるよ。





















美桜 やめて…!もう同情はいらない!

















春樹 本気だ。



















美桜 ……!

















春樹の唇があたしの言葉を言わせなかった。

そして押し倒される。











春樹の冷たい手があたしをなぞっていく。